ターニングポイント

 

先日、第一次のゼミ選考の面接を受けた。手応えはあるように思えた。

 

これもまたターニングポイントだろうか。

 

人間が死ぬまでにターニングポイントは何回あるだろう。ターニングポイントといっても大きいものと小さいものがあるように思う。ゼミ選考は大きいターニングポイントになるだろう。

 

僕が高校受験をする時、偏差値64(当時)の高校を第一志望としていた。オープンスクールにも参加したし、学校の名前がカッコいいというのと、自分が入部しようとしていた部活が県内でもそこそこに強いというのが志望する大きな理由だった。しかし、私立高校を受験していなかったというのが理由で担任の先生は偏差値58(当時)の高校を勧めてきた。結局は後者の学校を受験し、合格した。

 

僕がもし前者の高校に合格していたら、その後の人生はどうなっていたのだろう。まったくも見当がつかない。しかし、後者の高校に進んだことに後悔はない。最高に楽しい高校生活だったから。自分が決めたことに後悔はないだろうか。僕が決めてきたこれまでの人生で後悔はほとんどない。ほとんどない。ほとんどないなんてよく出来た人生だと思う。

 

これからの人生でも何回もターニングポイントがやってくるだろう。その何回も訪れるターニングポイントで自分は自分が決めた方向へ進めるだろうか。歳を重ねるにつれて自分の意見を通し続けることに難しさを感じるようになった。突っ張って進めるほど甘くないな。この世の中は。